古代・中世経済学史

古代・中世の経済学はわが国では近年ほぼ無視されてきた。経済学は基本的に啓蒙期に生まれた学問で、それ以前のものは古代のポリスや中世の封建社会の制約をこうむった萌芽的断片にすぎないと思い込まれてきた。だが中世の西洋が全体としては封建社会だったとしても、都市の商人が持ちこむ訴訟に対処するために法学者たちが経済学を生み出していた。実はスミスより500年以上前から主観的価値論に根ざす経済学が発達していた。つまり中世経済学は古典派よりも限界革命後の経済学に近かった。西洋の戦後中世経済学史研究の成果をふまえ、古代ギリシアで芽生えた経済学が中世のカトリック諸国、イタリア、フランス、スペインで成熟して17世紀のスペイン‐オーストリア領低地地方(現ベルギー)で約2000歳になるまでの物語をたどる。

 
自動車電動化時代の企業経営

グローバル規模で展開される自動車の電動化,知能化,共有化をめぐる企業間のイノベーション競争を分析し,自動車産業及び関連産業に参入する様々なプレーヤーの経営上の問題性を明らかにする。

序 章 問題の所在と本書の分析視角
第1章 自動車電動化に対峙する部品企業とその競争力
    ――わが国部品企業への質問票調査からの洞察――
第2章 自動車の電動化
    ――オープン・イノベーションとクローズド・イノベーションの相克――
第3章 自動車の知能化
    ――ADAS領域での日独企業間の覇権競争――
第4章 自動車の共有化
    ――スマートモビリティ社会の実現に向けて――
第5章 新興国市場における超・低コスト化の課題
第6章 わが国自動車部品企業の現調化基本戦略
終 章 自動車電動化時代の企業経営とその問題性

 
フローと再帰性の社会学

情報、コミュニケーション、文化産業(映画、TV、出版、レコード、広告)、ゲットー、移民、時間、旅行、自然など、広範なテーマから、多様な経済・社会現象を解明する。今日のグローバル化社会においてますます強化される、フローと再帰性をめぐる記号と空間の社会理論を提唱。

◎スコット・ラッシュとジョン・アーリによる重要文献、待望の初訳

 
サステナブルツーリズム

世界で急速に拡大化する観光産業に、今何が求められているか
「地球環境の持続可能性」について考えることは、現在および将来の観光のために避けて通れない課題である。
必要不可欠なグリーン施策や多くの実例も紹介しつつ、有限な地球で求められるサステナブルツーリズムの本質を学ぶ。

 
イクメンじゃない「父親の子育て」

子育てする父親だけど、イクメンじゃない?! 

イクメンがもてはやされる現代日本において、父親が子育てに関わりづらいのは、
長時間労働だけが原因なのだろうか?
本書では「男らしさ」と「ケアとしての子育て」という観点から、
父親の子育てをメディア(育児雑誌、厚生労働省ホームページ)や父親へのインタビュー調査より分析し、
イクメンとは異なる、父親の子育てへの新しいまなざしを示す。

 
相手も自分も大切にするコミュニケーション+社会学

人間関係のコミュニケーションでよく問題になる【なんでわかってくれないの?】という【カンチガイ】。この本には、それらを解決するヒントがたくさんつまっています。男と女を両方経験した筆者だからこそ書けた、コミュニケーションで大切にすべきノウハウが凝集された一冊。この本を読めば、コミュニケーションに対しての恐れや不安から解き放たれ、自分の想いを伝え、相手としっかり繋がることの幸せを実感することができます。

◎高野登氏(元リッツ・カールトン日本支社長)推薦!! 学校では教えてくれない人間関係の極意を一冊に凝縮。

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琵琶湖水域圏の可能性

琵琶湖を中心とした循環型自然・社会・文化環境の総合研究の書

琵琶湖を中心として、表流水、地下水位域や氾濫域、人間活動による利水域や排水域、またそこに存在する生き物の生態系といった水域圏全体に焦点を当て、都市部と農村部が行政や地域住民などと協働し、新たなSatoyamaモデルを構築するための端諸をひらく。

 
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