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市民の港 大阪港一五〇年の歩み  新刊

大阪港は市民のたからもの

市民の港 大阪港一五〇年の歩み

市民とともに発展してきた大阪港。2017年に開港150年を迎えた大阪港の歴史を振り返り、関係者たちの記録・物語を紡ぐ。

著者 森 隆行
公益社団法人大阪港振興協会
大阪港埠頭株式会社
ジャンル 日本歴史
出版年月日 2017/07/30
ISBN 9784771029170
判型・ページ数 4-6・182ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

度重なる苦難を乗り越えながら、市民とともに発展し、商都大阪を支えてきた大阪港。開港からこれまでの150年を振り返り、大阪港発展のために尽力してきた関係者たちの記録・物語を紡ぎ、これからの大阪港へと繋ぐ。

以下、「序」より抜粋
「大阪港は市民の港」と言われます。一般的に「市民の」は「市民のための」、あるいは「住民のための」という意味で使われることが多いようです。しかしながら、大阪港を「市民の港」という場合には、違った意味があります。それは大阪港の発展における歴史と深く関わっています。横浜港や神戸港が計画や財政面でも国が中心となって造られた港であるのに対して、大阪港は、国の支援を得ながらも大阪市や大阪の財界が中心となって造りました。市民と共に発展してきた港であるという意味で、大阪港が「市民の港」と呼ばれているのです。
(中略)
大阪港の生い立ちは決して恵まれてはいませんでした。二度にわたる室戸台風、第二次世界大戦の空襲、ジェーン台風によって大きな被害を受け、そのたびに復旧の繰り返しでした。こうした苦難をたびたび乗り越えながら、大阪港は市民とともに発展し、商都大阪を支えてきたのです。
2017年7月15日、大阪港は開港150年を迎えます。これを機に、市民とともに歩んできた大阪港、商都大阪を支えてきた大阪港について見直してみたいと思います。
大阪市港湾局では『大阪築港100年』を20年前にまとめています。したがって、本書は、主に直近の50年について振り返ってみたいと思います。50年前、1960年代後半というのは、定期航路がコンテナ化されたころに当たります。コンテナ船の登場は、港の姿も大きく変えました。大阪の産業も変わりました。こうした変化の時代の大阪港を振り返ってみたいと思います。
大阪港の生い立ちを振り返ることで、市民の港であることに誇りを持ち、もう一度賑わいのある大阪港を取り戻したいと願うものです。


〈監修者〉
公益社団法人大阪港振興協会
大阪港埠頭株式会社

〈著者〉
森    隆行(もり    たかゆき)
1952年徳島生まれ。1975年、大阪商船三井船舶 株式会社に入社。大阪支店輸出二課長、広報課長、営業調査室室長代理を歴任し、1997年  AMT freight GmbH (Deutscheland)  社長。2004年  株式会社 商船三井 営業調査室主任研究員。2006年3月に株式会社商船三井を退職し、同年より流通科学大学商学部教授(現職)。
 主な著書
『神戸  客船ものがたり』(共著、神戸新聞総合出版センター、2010年)、『神戸港  昭和の記憶  仕事×ひと×街』(神戸新聞総合出版センター、2014年)、『物流の視点からみたASEAN市場』(カナリアコミュニケーションズ、2015年)、『新訂・外航海運概論』(成山堂書店、2016年)、『水先案内人』(晃洋書房、2017年)ほか多数

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