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共依存の倫理  これから出る本

必要とされることを渇望する人びと

共依存の倫理

離れる他に、できることはないのだろうか? これまでの「共依存」言説を再検証し、そこに在る「現実」と倫理的基盤の提示を試みる。

著者 小西 真理子
ジャンル 倫理(学)
出版年月日 2017/09/30
ISBN 9784771029279
判型・ページ数 A5・310ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 未刊・予約受付中
 

目次

序 章 共依存という生き方
 1 映画『リービング・ラスベガス』
 2 共依存とは(個人的症状/関係性)
 3 見逃されてきた存在

第I部 共依存の概念史

第1章 共依存概念の誕生史
 1 共依存の前史
 2 共依存の誕生

第2章 共依存の病理化
 1 共依存症
 2 共依存関係
 3 共依存病理の両義性

第3章 共依存と精神分析
 1 共依存概念の誕生に影響を与えた精神分析理論
 2 共依存言説において引用される精神分析理論

 第II部 共依存の理論とその倫理観

第4章 共依存とフェミニズム
 1 ラディカルフェミニズムからの批判
 2 フェミニスト心理学からの批判
 3 「共依存」の存在意義

第5章 共依存とトラウマ論
 1 四〇代女性の事例(産みの母親に会うまで)
 2 共依存とアダルトチルドレン
 3 共依存のトラウマ論
 4 四〇代女性の事例(産みの母親に会ってから)

第6章 共依存と回復論
 1 回復者の統治
 2 回復論の倫理観

終 章 「異常者」という「忘れられた存在」

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内容説明

「病理/非病理」、「偽物の愛/真実の愛」、「不幸/幸福」 、「支配・従属/支え合い」など、多くの両義性を抱える「共依存」をめぐる言説を分析し、そこに存在する倫理観を暴き出すことで、臨床の専門家や各領域の理論家が見逃してきた倫理と現実を提示する。

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