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理系の学生と学ぶ倫理

理系の学生と学ぶ倫理

製品やシステムに問題が起きた時どのような倫理を実践し、誰の立場に立って考えるのが最適か。いちばんやさしい技術者倫理の本。

著者 上杉 敬子
ジャンル 哲学 > 倫理学
おすすめテキスト > 倫理
出版年月日 2018/05/30
ISBN 9784771030596
判型・ページ数 4-6・130ページ
定価 1,320円
在庫 在庫あり
 

目次

第1章 倫 理
 1 倫理って何?
  2 エアコン問題
  3 空気を読む
  4 科学的正解
  5 「仲間たちへの配慮」と「自分への配慮」
  6 倫理は「話を通じさせる」

第2章 責 任
  1 その責任、こちらが負えと言うのですか?
  2 誰かが楽しいと誰かが楽しくない問題
  3 自動回転ドアの死亡事故
  4 責任を引き受ける

第3章 信 頼
  1 嘘がつけるようになってよかったね
  2 低信頼社会はつらいよ
  3 黄金律
  4 嘘をつかせた?
  5 福知山線脱線事故
  6 信頼構築小話
  7 シティコープ・タワー

第4章 倫理的意志決定
  1 答えは一つとはかぎらない
  2 金槌しか持っていないと
  3 倫理問題を構成するさまざまな事柄
  4 設計としての倫理
  5 倫理的意志決定の手法

あとがき

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内容説明

いちばんやさしい技術者倫理の本。
製品事故や重大事故で問われる科学・技術者の倫理的責任。でも、「変な使い方をした消費者のほうはどうなの」「なんでも製造者の責任にされたらたまらないよ」と思う人もいますよね。では視野を転じましょう。たとえば、幼児に。私たちは社会を営むにあたりどのような倫理を実践すればよいのでしょうか。製品やシステムに問題が起きたとき、だれの立場に立って考えるのが最適でしょうか。倫理的な問題に直面したとき、使える思考のツールを増やしておきましょう。

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