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マス・コミュニケーション単純化の論理

テレビを視る時は、直観リテラシーで

マス・コミュニケーション単純化の論理

送り手・メディア・内容の見方を簡素化し、受け手が本質を見抜く眼(直観)を磨く。それが実践的なリテラシー。

著者 前田 益尚
ジャンル 社会 > メディア
出版年月日 2018/08/30
ISBN 9784771030831
判型・ページ数 4-6・138ページ
定価 1,650円
在庫 在庫あり
 

目次

Chapter 1 見えやすい送り手論
 コメンテーターは,無双か
 送り手とは,何者か
 送り手になる覚悟
 送り手だらけの世界観
 送り手のいる百景
 送り手とは,“うまみ”のある立場なのか
 やっぱりメディアは,送り手のもの

Chapter 2 見えやすいメディア論
 メディアの視点とは
 メディアの精細度
 メディアは不完全だからこそ,おもしろい
 ロミオとジュリエットとメディア
 開け! メディア
 誰でも使えるメディア像
 メディアという物の理(ことわり)
 ライジングTV
 リテラシーフリー! なメディアとは

Chapter 3 見えやすい内容論
 真実とは
 そして事実とは
 フェイクニュースはなくならない
 見方によっては,報道内容など,すべてまがいもの
 それでも井戸端会議より,編集会議
 テロをなくすための編集
 ゼロという編集権(ブラックアウト)
 処方箋としての解決報道
 そして,報道内容の進化を望む

Chapter 4 そして,使いやすい受け手論
 教養としての直観リテラシー
 日常で育つ直観リテラシー史
 直観リテラシーの骨子
 受け手とは,無垢な存在なのか
 直観リテラシーの条件
 直観リテラシーの基盤(一周目)
 直観リテラシーが築く! 受け手文化
 個体発想が,系統発想をなぞるとしたら……
 テレビというユートピア
 直観リテラシーを研く実習

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内容説明

開け!メディア

マス・コミュニケーション理論を「送り手」「メディア」「内容」「受け手」の4つに単純化し、テレビを切り口に、わかりやすく解説。虚実入り乱れる情報社会で、惑わされず、したたかに生き抜くために、本質を見抜く眼(直観)を鍛え、実践的なリテラシーを体得する。

 

◎アルコール依存症からカムバックした著者がおくる、単純明快「マスコミ理論」



《著者紹介》
前田 益尚(まえだ ますなお)
近畿大学文芸学部准教授。1964年生まれ、滋賀県大津市出身。成城大学大学院文学研究科コミュニケーション学専攻博士後期課程修了。法政大学社会学部兼任講師などを経て,現職。ステージ4の下咽頭がん、アルコール依存症を乗り越え、2015年から再び教壇に立つ。専門はメディア文化論。主な著作に『大学というメディア論―授業は,ライヴでなければ生き残れない』幻冬舎,2017年。『楽天的闘病論―がんとアルコール依存症,転んでもタダでは起きぬ社会学』晃洋書房,2016年など。

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