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動物園の社会心理学

動物園が果たす役割と地方動物園が抱える問題

動物園の社会心理学

動物園は魅力溢れる神秘空間。さあ文化系「動物園学」を始めよう。日常では遭遇できない動物たちが待つ動物園へ。

著者 諸井 克英
古性 摩里乃
ジャンル 心理学
出版年月日 2018/09/20
ISBN 9784771030886
判型・ページ数 4-6・176ページ
定価 2,200円
在庫 在庫あり
 

目次

第I部 動物園が果たす社会心理学的役割
1 動物園におけるブランド絆感の構築を目指して
1 動物園研究の現在
2 動物園に対するブランド絆感測定の試み
3 大阪市天王寺動物園の未来
4 動物園研究への旅立ちへ
2 動物園で飼育されている動物に対する性格特性の推測
1 動物に対する性格特性の推測を生みだす心理学的メカニズム
2 調査のデザイン
3 動物園・動物はどのように見られているのか
4 動物に対する性格の推測が動物園の魅力高揚に果たす役割
3 人間による動物のいのちに対する介入をめぐる諸問題
――いのちに関する―考察――
1 動物園における生と死
2 動物を育てて自ら食べることの意味
3 動物のいのちに関する深遠さ

第II部 地方動物園が抱える問題と地域での役割
4 日本における地方動物園の現状
――いくつかの地方動物園に関する考察―
1 日本における地方動物園の現状
2 関西圏に位置する地方動物園に関するいくつかの観察事例
3 地方動物園の未来
5 「姉妹都市」提携事業として姫路市立動物園に寄贈されたウォンバットのゆくえ
1 「姉妹都市」提携を活用した姫路市立動物園の事例
2 持続可能な動物交流へ
6 ここまでの暫定的結論

付論 虚構世界における動物園
――『逢魔ヵ刻動物園』が描く変身の妄想的世界――

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内容説明

生涯に3度訪れると言われる動物園。最初は親と,2度目は子どもと,3度目は孫と。いやいや,動物園はもっと魅力溢れる神秘空間。文化系「動物園学」の始まり。さあ,日常では遭遇できない動物たちが待つ動物園へ。

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