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メタフィジックス

この世界が夢幻であるということ

メタフィジックス

夢幻である「この世界」に、「日常」「科学」「価値」「歴史」は、いかにして立ち現れるか。

著者 重久 俊夫
ジャンル 哲学 > 哲学
出版年月日 2018/09/30
ISBN 9784771030961
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 2,970円
在庫 在庫僅少
 

目次

第1章 私が死ぬという幻想――インド仏教との共鳴
 1 はじめに――課題の設定
 2 予備考察(1)――意識現象の考察
 3 予備考察(2)――外的世界の考察
 4 展開(1)――時間と自我の考察
 5 展開(2)――幻想の考察
 6 展開(3)――永遠と無常の考察
 7 追加考察――論理の妥当性の考察
 8 おわりに――3つの「世界」

第2章 仮想世界の起ち上がり――〈日常〉と〈科学〉の現象学
 1 はじめに
 2 最初の諸仮定
 3 日常的世界の生成
 4 科学的世界観への発展
 5 おわりに――世界観の自己言及的体系

第3章 世界は価値に満ちている――功利主義の復権
 1 はじめに
 2 「快」と功利主義
 3 第一段階の功利主義
 4 第二段階の功利主義
 5 実証化された第二段階の功利主義
 6 「空」の世界の功利主義と日常席世界の功利主義
 7 おわりに――三つの功利主義

第4章 進化する世界――歴史の誕生
 1 はじめに
 2 情報進化
 3 文化システムの情報進化
 4 文化システムの発展段階
 5 進化論的機能主義
 6 進化論と功利主義
 7 おわりに――個我を超えて

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内容説明

この私は死ねばどうなるか?
〈輪廻転生〉や〈永劫回帰〉は単なる空想か?
時間は本当に流れているのか?
世界はインド仏教の説くように夢幻なのか?

探求する明晰な論理がファンタジーを哲学に変える!

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