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〈僧侶らしさ〉と〈女性らしさ〉の宗教社会学

日蓮宗女性僧侶の事例から

〈僧侶らしさ〉と〈女性らしさ〉の宗教社会学

<僧侶らしさ>と対比的に、あるいは相補完的に語られる<女性らしさ>。日蓮宗の女性僧侶たちによる、新たな僧侶像探求の試み。

著者 丹羽 宣子
ジャンル 哲学 > 宗教学
社会 > 社会学
社会 > ジェンダー
出版年月日 2019/02/10
ISBN 9784771031142
判型・ページ数 A5・222ページ
定価 4,620円
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

序 章 女性僧侶を問う現代的意義
第1章 女性僧侶とは誰か
第2章 女性僧侶研究の方法論的視座
第3章 「つながりがどんどん出来てきたときに、あぁ自分は女性だったんだって思い出す」――Aさんのライフストーリー
第4章 「少しずつ開き直って、私らしいやり方で」――Bさんのライフストーリー
第5章 「平等じゃない社会のなかで、それでも生きていく」――Cさんのライフストーリー
第6章 〈男社会〉の多面性
第7章 〈僧侶らしさ〉と〈女性らしさ〉の交渉実践
終 章 結論と残された課題

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内容説明

近現代の日本仏教では、男性僧侶は世俗的生活を送っている一方で、伝統的な尼僧たちは出家の姿を忠実に守り続けてきたといわれてきた。しかし今日では、多様な背景をもつ女性の僧侶たちが活躍の場を広めつつある。この発生と展開の現代的意味を探る。
<僧侶らしさ>と対比的に、あるいは相補完的に語られる<女性らしさ>
日蓮宗の女性僧侶たちによる、新たな僧侶像探求の試み。

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