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ヘーゲル「主観的精神の哲学」

精神における主体の生成とその条件

ヘーゲル「主観的精神の哲学」
著者 池松 辰男
ジャンル 哲学 > 哲学
出版年月日 2019/03/20
ISBN 9784771032026
判型・ページ数 A5・294ページ
定価 7,700円
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

第一部 「主観的精神の哲学」の基本課題と基本展開
第一章 「主観的精神の哲学」の基本課題
第二章 「主観的精神の哲学」の基本展開

第二部 「主観的精神の哲学」の基本概念の検討
序 論
第一章 「主観的精神の哲学」における精神の没意識的境位とその意義
第二章 身体と言語
第三章 〈第二の自然〉と〈機械制〉 ―「主観的精神の哲学」の構造と帰趨
第四章 欲求/狂気/情熱 ―精神における主体の顚倒と更新
終 章 生成する主体

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内容説明

   ヘーゲルとともに<主体>を問い直す。ヘーゲルとともに<主体>を問い直す。
主体はいかに生成し、転倒し、新生するのか。
ヘーゲルの未完の体系「主観的精神の哲学」を通じ、近代の主体の来歴と行方を追う。


意識と知性の背後、没意識的なものと習慣的なものとの交錯のなかで、近代を担う〈主体〉はその地平を開き、そして揺さぶられてゆく。
研究史上の落丁であったヘーゲル「主観的精神の哲学」の全容と射程に迫る、初の試み。




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