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路面電車からトラムへ

フランスの都市交通政策の挑戦

路面電車からトラムへ
著者 青木 亮
湧口 清隆
ジャンル 社会
出版年月日 2020/05/20
ISBN 9784771032361
判型・ページ数 A5・162ページ
定価 1,980円
在庫 在庫あり
 

目次

第1章 ナント市のトラム導入の事例から
1 ナントのトラム
2 トラム導入の決定の背景
3 トラム建設決定と1983年の市長・市議会議員選挙
4 1989年の市長・市議会議員選挙とトラムの延伸
5 ナントのトラム建設の歴史からみる国の都市公共交通整備政策の効果

第2章 フランスにおける都市公共交通の導入状況
1 欧州におけるトラム導入状況
2 フランスの都市内交通における歴史的状況
3 フランスの都市内交通の現況
4 トラム整備をめぐるフランスの制度的背景

第3章 フランスの「交通負担金」制度
1 フランスの特異な制度
2 現行の「交通負担金制度」(VT)制度
3 「交通負担金」(VT)制度の変遷
4 「交通負担金」(VT)制度とわが国の「事業所税」, 「都市計画税」との違い

第4章 運行委託制度
1 公共交通の運営主体の階層性
2 都市内公共交通の運営制度
3 運行会社の概況
4 公共交通の運行に関する委託契約
5 運行委託契約制度を支える労働協約制度
6 フランスの公共交通運営制度の特徴と課題

第5章 トラム導入の成果
1 トラム建設の資金負担状況
2 利用状況からみたトラム導入の成果
3 モード別の利用比率からみたトラム整備の効果
4 計量分析からみるフランスの都市内公共交通

第6章 高品質な公共交通サービス導入に向けた新たな動き
1 フランスにおけるガイドウェイ・バスの導入状況
2 ルアンにおけるTEOR導入
3 ガイドウェイ・バス導入の要因
4 ナントにおける「バスウェイ」の開業
5 「クロノバス」の導入

第7章 フランスの都市交通政策から見えるもの


 

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内容説明

なぜフランスはトラム導入に成功したのか?

お城の前に高速道路のかわりにトラムを通すことを時として市民は受け入れる。歴史や行動を刷新することは難しいし、熱意を必要とする。

                      ナント市元市長 アラン・シェナール氏へのインタビューから
《著者紹介》
青木 亮(東京経済大学経営学部教授)
湧口清隆(相模女子大学人間社会学部教授)

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