目次
はじめに
1 地域づくり3.0
2 思いがないと始まらない、思いだけでも始まらない
3 「変える」ための3要素、人、将来図「こうなりたい」、勇気
4 現状の地域を分類してみよう
5 「こうなりたい」を作るために、まず現実を知ること
6 住民が自分ごととして意識できる「こうなりたい」をつくる
7 「こうなりたい」を実現するために
第2章 地域資源と観光資源を可視化する
1 自分のまちをよく知る。伝わるのは、発信する側の愛と熱
2 地域のアイデンティティは内部の思いと外部の目で
3 地域を資源フレームで概観する
4 地域と外部、こんなに認知が異なるーTAIモデルを使って地域を俯瞰する
第3章 地域ブランドをつくる
1 ブランドコンセプトを定める
2 見るべきものの意味をワンワードで示す
3 第一再生地名になる
4 地域の価値の捉え方
5 地域のブランドストーリーの作成
第4章 地域事例から
1 地域の物語と情報発信―インターネットの時代に
2 いままでと違う町おこしの立役者達
第5章 組織行動から見た「人を動かす」リーダーの心得
1 人の集団はすぐには変化しない-人間の変化のプロセスを知る
2 マインドセットを変えることには時間と手間がかかる
第6章 マインドセットを変える
1 レヴィンのモデル-解凍、移動、再凍結の3段階
2 変化の段階を地域に応用してみる
3 解凍に不可欠なのは言葉で未来を示すリーダーと働く賛同者、そして成功体験
4 移動の時期:抵抗勢力とどう共存するか
5 再凍結の段階
おわりに
附録 TAIとチェックリスト
1 あなたの地域のTAIをつくろう
2 TAIに書き込んだものもいれて、あなたの地域の資産と負債にわけてみよう
3 あなたの地域のTAIから導き出した「こうなりたい」を描いてみよう
4 チェックリスト
内容説明
地方創生を科学する!無駄金を使う前にこの本を読んで欲しい。
たった9つの自己診断で明日が見える!
米倉誠一郎(法政大学大学院教授・一橋大学名誉教授)
令和以降の低成長時代における持続可能な地域づくりを目指す『地域づくり3.0』の発想。住民の内発的な自立を行政がサポートしながら、地域の魅力を最大限引き出すための新たな資源整理のフレーム(TAIモデル)を提示し、実践的な地域づくりを提案する。
ワークシートを使ってあなたのまちの魅力を再発見してみてください✨