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暮らしにおける感性商品

感性価値を高めるこれからの商品開発と戦略

暮らしにおける感性商品
著者 長沢 伸也 編著
ジャンル 経営
出版年月日 2021/11/20
ISBN 9784771035409
判型・ページ数 A5・182ページ
定価 2,750円
在庫 在庫あり
 

目次

第Ⅰ部 衣・ファッションラグジュアリーにおける感性商品開発

第1章 感性価値/物神的価値のこれから
    ―ラグジュアリー戦略の適用と重要性―
 はじめに
 1 感性価値と物神的価値との関係
 2 なぜラグジュアリーブランド以外のブランドでは感性価値/物神的価値が展開されないのか
 3 なぜ日本のブランドが感性価値/物神的価値をビジネスにおいて展開しないのか
 4 感性価値/物神的価値の追求のためのラグジュアリー戦略の適用
 5 消費者心理から見るラグジュアリー戦略の重要性
 6 日本のものづくり企業は感性価値/」物神的価値の追求のためのラグジュアリー戦略に学べ

第2章 ラグジュアリーファッションにおけるオンラインリテール
    ―デジタルプラットフォーマーの分析―
 はじめに
 1 ラグジュアリーファッションにおける流通経路
 2 ラグジュアリーファッションのオンラインリテール
 3 アイテムと価格からみたブランド
 4 推定売上額からみたブランド
 おわりに

第3章 ラグジュアリーブランドの国内市場におけるポジショニングtp成功要因
 はじめに
 1 ラグジュアリーブランド価値の推定
 2 ブランドの正統性・卓越性、並びに希少性に貢献するマーケティング要素
 おわりに

第4章 ラグジュアリー産業の進化
    ―日本の中小企業への応用可能性―
 はじめに
 1 リサーチクエスチョン
 2 従来の研究における課題
 3 ラグジュアリー産業の変遷
 4 現在の市場におけるラグジュアリー―産業の位置づけと価値―
 5 日本の中規模、地場、老舗の製造業への応用可能性
 6 おわりに
 7 これからのラグジュアリーブランド戦略研究の課題

第Ⅱ部 食・食文化・味覚における感性商品開発

第5章 日本の老舗ブランドにおけるラグジュアリーブランディング
    ―京菓子司「亀末廣」の事例分析から―
 はじめに
 1 ラグジュアリー戦略による分析の意義
 2 ラグジュアリー戦略の視点に基づく事例分析
 3 ラグジュアリーブランド化の構築ポイント
 おわりに

第6章 日本食の国際化におけるアメリカでの再文脈化の地域性
 はじめに
 1 アメリカ3都市における日本食レストランをとりまく状況
 2 アメリカ日本食レストランの口コミの地域差
 おわりに

第7章 ご当地レトルトカレーのパッケージデザインに見るおいしさ表現
    ―シズル写真の多様な表現手法―
 はじめに
 1 パッケージのおいしさ表現
 2 ご当地レトルトカレーの独特の世界
 3 ナショナル・ブランドとの違い
 4 ご当地レトルトカレーでのシズル写真諸形態
 おわりに

第8章 味覚イメージの形態表現とその形態変化が味覚イメージに与える影響
 はじめに
 1 味覚の形態イメージの研究とその背景
 2 味覚の形態表現調査
 3 平面モデルの味覚イメージ
 おわりに

第Ⅲ部 住・消費生活・街なかのデザイン

第9章 商業施設の「経験価値」による高付加価値化に関する提案と事例
 はじめに 
 1 商業施設が生き残るには
 2 「付加価値」とは何か 
 3 商業施設の新たな価値
 4 不利な立地で成功した施設の事例
 おわりに

第10章 企業ロゴにおけるグローバル企業のローカル展開
 はじめに
 1 企業ロゴのデザインに対するアプローチ
 おわりに

第11章 イタリアにおける高級車のデザインプロセス
    ―マセラティ[maserati]を中心として―
 はじめに
 1 マセラティらしさ(Maseraticita)とは何か
 2 外観デザイン
 3 内装デザイン
 4 ファミリーフィーリングに結びつく3次元の表意図形
 おわりに―キャリーオーバーカーを超えて―

第12章 「感性なんてわからない」人と取り組む、動機のデザイン
     ―当事者を主体者に変える、実践プロセス―
 1 小さな現場での取り組みから生まれた問題意識
 2 デザインに対する当事者との認識のずれ
 3 カタチ・価値・動機のプロセルモデル(KKDモデル)
 4 動機のデザイン
 5 実践例から見る動機のデザイン
 おわりに



 
 

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内容説明

「感性」が日本の商品開発を救う!

私たちはどのように商品を選んでいるのだろうか。

その商品の使い心地、使っているときの気分…。

「感性」に訴える商品は、商品開発の過程で多くの工夫がなされている。

本書は、衣食住に関する商品開発を考察し、日本のものづくり産業の衰退を打開するヒントを提供する。


 

 

 

 

 

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